薄明
07/05/01
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突発ss(というかポエム)
なみなみと酒の注がれた杯にうつる月を睨むように見つめてから、彼女はいっきにそれを飲み干した。そして頭上に輝く欠けた月を一度も見上げることなくテラスを去る。本物には手が届かない。それを思い出したくないがために。
彼は彼女の月で星。
しかし彼女は自分がその月を月たらしめたる太陽だとは気づかない。
スチュアイ
『彼は彼女の月で星』というのが書きたかっただけ。むしろこの一行だけでよかったんじゃなかろうか。
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